ニューコードNLP

ミルトンモデル|無意識の膨大なリソースにアクセスする言葉の使い方

自分の中にある膨大なリソースを
上手に活用できる

言葉の使い方があるんです!

このサイトの重要なキーワードの一つに

無意識」があります。

自分を上手に活かしながら
「独立に繋がる副業の探し方」の記事でも、
無意識を活用した探し方を紹介しています。

こちらの記事も是非ご一読ください。

普段、無意識のことを気に留めたり
有効活用しようと意図することは

まず無いと思います。

一方で、
その膨大なソースにアクセスしやすくなるような

言葉の使い方というのはあります。

そして、
特に有効な言葉の使い方が

ミルトンモデルと呼ばれるものです。

私が無意識についての理解が深まり、
希望する未来に向かって
脇道に逸れず進めるようになったのは
ニューコードNLPの学びのおかげです。
その中でも、
ミルトンモデルとの出会いは

刺激的なものでした。

ニューコードNLPの魅力については、
こちらの記事で説明していますので、

是非ご一読ください。

言葉の使い方を大切にするニューコードNLPの学び

ニューコードNLPは言葉の使い方を
とても大切にします。
その中でも「メタモデル」と「ミルトンモデル」が
重要な位置づけとなっています。
そして、
この2つの言葉の使い方は

相反する関係となっているのです。

ニューコードNLPの学びを深めるなかで、
自分にとって特に重要だと感じたのは

ミルトンモデルにおける言葉の使い方です。

ミルトンモデルでの言葉の使い方は、
基本的に曖昧な物言いとなります。
論理的に分析して明瞭に話す様な言葉の使い方とは

反対と言っても良いでしょう。

外資系の会社でマーケティングの職歴が長かった私は、
業務上ロジカルに考えることに慣れていたこともあり、
曖昧な言葉の使い方は、特に最初は
気持ち悪く感じるものでした・・・

日常的にも避けていた感さえあります。

ところが、
ミルトンモデルの言葉の使い方を習得し、
使うべきタイミングで
その言葉遣いが出来るようになると、

人生が変わっていくのを実感するのです。

使い方が上達するに連れ、
自分の無意識と上手く繋がる感覚を得られます
普段気づかれることなく潜んでいる
自身の膨大なリソースにアクセスし、
必要なタイミング必要なリソース

使えるようになっていく感覚が得られるのです。

それでは、メタモデルとミルトンモデル、
この2つの言葉の使い方について

説明していきます。

ニューコードNLPにおけるメタモデル

会話の中で省略されていたり
曖昧になっている表現の情報を、

明確にしていく言葉の使い方です。

具体的な情報を追加したり
比較対象を明らかにすることで、
実は根拠の無い思い込みなどの実態
明確にしていくような会話になります。
その為、自然にしっかりと
意識に訴えかけるような言葉の使い方

となります。

例えばこんな感じです。
Y「そのアイディア、クラスのみんなが反対してるよ!」
Z「そうなんだ、人気ないのかな。それで、みんなって誰が反対しているのか教えて」
Y「A君B君と、それからCさんとか、あとDさんもそうだって聞いたよ」

Z「クラスには30人位いたよね、それだけだったら寧ろ賛成してる人の方が多くない?」

この様に、表現の曖昧さを潰して
明確化していく言葉の使い方となります。

ただし、やり過ぎると「尋問」になります・・・

ニューコードNLPにおけるミルトンモデル

メタモデルが曖昧なところを
明確にしていくのと
反対の言葉の使い方です。
ミルトンモデルでは、
曖昧な表現をして

「余地」を残した言葉の使い方となります。

意識の力で論理的なアプローチをする場合、
そのアプローチ先は脳内の限定された箇所に
集中することになります。
このため、
無意識下の膨大なリソースをフルに活用する

ことには繋がりません

ところが、話し手が曖昧な表現で伝えた場合

受け手の無意識はその余地を埋めようとします

結果として、
無意識が膨大なリソースの中に
アクセスしていって、
その曖昧さを埋めてくれそうなもの

自動的に探しにいきます

この様に、ミルトンモデルを使った
言葉遣いが出来ると、結果的に

無意識に仕事の発動をさせることになるのです。

ミルトンモデルの言葉遣いの特徴として、
前提となることや因果関係となることの説明に、
一種の歪曲表現を使ったり、
「人は」や「全ての」などの
一般化された言葉の使い方があります。

これだけだと何のことだかよく分からないですよね・・・

例えば、こんな質問や言葉がけをします。
1.あなたは新しい学び楽しみながら実践していくことになるのです
2.これがあなたにどう役に立つのかと考えているかもしれませんね

3.このワークを実践することで、あなたは自然と気づいていくのです

1.の例であれば、こんな感じで余地を埋めようとします。
新しい学び」ってどんな事を学んだっけ
楽しみながら」ってどんな風に楽しむんだろう

実践していく」ってどんな風に実践するんだろう

「新しい学び」の代わりに
ABの学び」と伝えると、

意識的にその具体的な学びにアクセスします。

「新しい学び」の伝え方だと、
学んでいる最中に自分で気づいた何かに
アクセスするかもしれません
そしてそれこそが、

自分にとって重要なリソースかもしれないのです。

しっかりとミルトンモデルを活用する際は、
被験者が変性意識状態に陥っていることが重要です。
簡単に言うとトランス状態。
一種の催眠状態の中で、意識を押しのけて

本当に必要なリソースを引き出します。

流石に通常の会話のなかで
トランス状態になる事はまずないので、
いかにスピーチや会話の中に
織り交ぜていけるかは

話し手の腕次第となります。

と、ここまで書いても、
ミルトンモデルを分かりやすく伝えるのは難しいなと、
あらためて感じます。
一度被験者として体験してみると、

ほとんどの人は納得してくれると思うのですが。

私はコーチングの現場において
ミルトンモデルを積極的に

使うようにしています

クライアントの無意識から
望む未来に繋がるリソースを
うまく引き出していける様に
日々鍛錬を積んでいます。
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