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退職した後の人生プラン、安心できますか?
50代になると、定年や早期の退職を
意識される方が増えてきます。
離職のタイミングが予定通り来る人もいますが、
自身や会社の事情で、
想定より早くそのタイミングが
訪れる人もいます。
人生100年時代などといわれますが、
多くの方がそれまで働いてきた年月よりも
長い時間を離職後に過ごすこととなります。
離職後のことはまだぼんやりとしか考えていないという方、
数字をしっかり認識していないけれど何となく不安な方、
ある程度のシミュレーションをしてみた方、
様々な方がいらっしゃると思います。
実際のところ、
退職後の人生プランに安心感を抱いている方は
少数派ではないでしょうか?
退職後の収入と支出の現実
このタイミングで
多くの人が気になってくるのは、
残りの人生を過ごすためにどれ位のお金が必要なんだろう?
という点かと思います。
昭和の時代と比べると、
年金の受給額や健康寿命など
不安になる要素こそ増えているものの、
安心できる要素は減っているのではないかと
考える人は多数派でしょう。
また、70過ぎの高齢者が生活のために
コンビニやファーストフード店で働いている、
といった類のニュースを
見聞きすることも増えました。
(モスジーバーという言葉がある様ですが、
モスバーガーなど高齢者を積極的に
採用している企業もあります。)
ここには、
年金だけでは生活が成り立たない高齢者が増えている、
といった背景があります。
退職後にどれ位のお金が必要となってくるか、知っていますか?
それでは、実際に必要な額を見ていきましょう!
2020年に総務省統計局が提示している
家計収支年報による額は以下となっております。
独身 | 夫婦 | |
1ヶ月 | 144,687円 | 255,550円 |
1年間 | 1,736,244円 | 3,066,600円 |
65-85歳 (20年間合計) |
34,724,880円 | 61,332,000円 |
2024年8月の時点では、当時と比較して
あらゆる物価にインフレの影響が見られます。
既に支出額は増加していると思われますが、
少し前のデータとして見ると
納得感のある数字ではないかと思います。
それにしても、
独身者で3,500万円程度&夫婦で6,100万円程度
という数字を見て、
顔が青ざめた方も多いのではないでしょうか?
公的な年金がいくら位支給されるか知っていますか?
昭和の時代は55歳で定年退職、
退職後程なく年金を手にすることができました。
贅沢をしなければ、
退職金と年金でその後の人生は安泰
と言えた時代だった様です。
当時の年金は早く貰えることに加え、
現在より高い水準で支給されていました。
若年層が減少しているから仕方ないとはいえ、
令和の今となっては夢の様な話です。
それでは、
令和の時代に支給される年金は
どれ位になるのか見ていきましょう。
厚生労働省発表が令和2年に発表している
老齢厚生年金の額です。
尚、記載の数値は平均額となります。
受給額は年収によって異なりますので、
詳細はご自身の年金決定通知書をご覧ください。
平均受給額
1ヶ月 | 144,366円 |
1年間 | 1,732,392円 |
65-85歳 (20年間合計) |
34,647,840円 |
離職後の収支バランス
こうして見ていくと、
独身者の支出額と年金の平均受給がおおよそ同じ額
ということが読み取れます。
独身者であれば何とか生活できるのかもしれません。
一方、夫婦の場合は
収支バランスが取れない家庭が出てきます。
奥さんが正社員として
定年まで仕事を続けている家庭であれば、
年金だけで生活を維持できるのかもしれません。
しかし、
途中で正社員としてのキャリアに変更が出ている場合、
十分な年金支給額とならないケースもあり得ます。
現状を把握しておくことはとても大切です。
自身が若しくはご家庭で支給される年金の額は
直ぐにでも年金決定通知書でご確認ください。
シニア起業という解決策を考えたことがありますか?
年金の支給額が思ったよりも少なくて愕然とした方、
それなりに大丈夫そうな気はするけれど、
今後の物価の変化が読めないので不安が残る方、
年金決定通知書を見て
様々なことが頭をよぎるのではないかと思います。
その様な方にとってもっとも安心できる状態は、
退職後も自分の力で稼げることではないでしょうか?
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