ライフスタイル

50代起業の目的|望むライフスタイルの確立と4つの自由

私の体験と起業の目的

私は50代で前職のドイツ系企業を退職し、

起業することを決めました。

同時に北海道への移住を考え、
退職と同時に移住先を探し始めます。

こちらの記事で当時の経緯を記していますので、
移住を検討してもいいかなと思っている方は
是非ご一読なさってください。

こちらが探し始めの経緯です。

そして、現在の住居に落ち着くまでです。
業務委託先の国内企業に転籍する道も
案内してもらったのですが、
それを断って起業の道を選んだのには
当時の北海道に移住したいという

強い気持ちがありました。

移住先で生活していくことを
優先度のトップに位置付け、
そこで自分は何をしていこうか?
と考え始めたのです。

今思い返すと、
優先度が一番高かった目的は
「北海道での生活」でした。

北海道といっても
都市近郊に居を構えるのではなく、
できるだけ自然に囲まれたエリアで
自然を身近に感じながら
暮らしたかったのです。

そんな土地で散歩したり、
釣りや焚き火やトレッキングや

野鳥との出会いを
楽しみたかったのです。

今住んでいる場所では
正にそれを体現できており、
日々の生活を

静かな時間の流れと共に
楽しんでいます。

人生今後どんなことが
待ち受けているかは分かりませんが、
独立起業の道を選んでよかったと
心からそう思っています。

私は50代からの起業で
一番重視したい目的は
「望むライフスタイルの確立」
だと思います。

20-30代の起業だと、
事業を大きくしていきたいとか
自分の名前を後世に残したいといった
夢や希望に満ちた方向性もありというか、
それが成功への原動力と
なるのかもしれません。

でも、50代からの起業では
「残された時間をいかに自分のために使えるか」
が大切だと思っています。

実現のための重要なポイントとして、
次の4点を挙げたいと思います。

  1. 好きなことだけに集中できる自由
  2. 時間の自由
  3. 場所や移動の自由
  4. 付き合う人の自由
それでは、上記4点について各々詳しくみていきましょう。

1.好きなことだけに集中できる自由

望むライフスタイルを確立するのに

一番大切なことは、

いかにストレスフリー

毎日を過ごしていけるかです

1日で長い時間を費やすことになる
仕事にストレスを感じず、
好きであることが重要なのです。

そして、そんな仕事が「自分を活かす」
ことに直結するのです。

それでは、好きなことだけに集中できる
を詳しくみていきましょう。

(1) 好きなことを仕事にすると「自分を活かせる」

起業すると、
自分の得意なことや興味のあることを

最大限に活かせる仕事ができます。

自然とモチベーションが上がる → 仕事が楽しくなり、やる気が続く
自己成長しやすい → 好きな分野なので、学ぶのが苦にならずスキルがどんどん向上する
経験や知識を活かせる → 50代の豊富な人生経験が、仕事の強みになる

(2)「好きなこと=ストレスが少ない仕事」になる

好きなことを仕事にすると、

精神的な負担が大幅に減ります。

苦手な業務を無理にやらなくていい → 会社員時代のように興味のない仕事をやらなくていい
自分のペースで働ける → 常にプレッシャーや締切に追われる日々から解放されます
楽しいと感じる仕事は疲れにくい → 同じ時間働いても、ストレスが溜まりにくい

(3) 好きなことに集中すると「顧客を満足させられる」

本当に好きなことに集中すると、
自然と仕事の質が高まり、

結果的に顧客の満足度が向上します。

熱意が伝わる → こだわりを持って仕事をするので、顧客にもその魅力が伝わる
高品質なサービスや商品を提供できる → 自分が好きなことは、自然と高品質なものを作れる
顧客のニーズを深く理解できる → 顧客に寄り添った商品の開発や改良ができる

(4) 好きなことを仕事にすると「感謝の気持ちで1日を終えられる」

好きなことをしていると、

仕事が充実し、精神的にも満たされます。

「ありがとう」と言われることが増える → 好きなことで人の役に立てる喜びを実感
仕事そのものが楽しいので、満足感が得られる → お金のためだけではなく、心から楽しめる

「もっと良いものを作ろう」と前向きな気持ちになる → 成長し続けられる

余った時間は好きな趣味を楽しんだり
好きな人々と過ごす時間に充てるのです。
これが50代以降に起業する

一つの理想像だと思います。

そのために自分を活かせる
事業の探し方については、
こちらの記事で詳しく紹介しています。
是非ご一読ください。

2.時間の自由

望むライフスタイルを確立するために
大切な次の点は、

時間の自由がある事です。

これを求めて起業したいと考える人も
多いのではないでしょうか?

時間の自由を得ることで、
具体的にどんなメリットがあるのかを
詳しくみていきましょう。

(1) 自分のペースで働ける

会社員のように
決まった時間に出勤する必要がなくなり、

自分の生活リズムに合わせた働き方ができます。

例えば、朝はゆっくりして午後から仕事をする、

週に数日だけ集中して働くなど、
柔軟なスケジュールを組めます。

(2) 趣味や家族との時間を確保できる

起業すると、
自分でスケジュールを管理できるため、

趣味や家族との時間を大切にできます。

例えば、午前中に趣味の時間を作ったり、

ペットと触れ合う時間を確保したり
することが可能です。

(3) 健康管理をしやすい

50代になると何かと健康が気にまってきます。
起業すれば、無理な残業や長時間労働を避け、

自分の健康を優先できます。

例えば、適度に運動する時間を確保したり、

疲れたときは休憩を取ったり
サウナで整ったりできるため、
健康を維持しやすくなります。

(4) 旅行や長期休暇が取りやすい

フリーランスや小規模事業の場合は
仕事の調整がしやすく、
会社員時代には難しかった
オフシーズンの長期旅行や
ノマド的なワーケーションを
実現しやすくなります。

3.場所や移動の自由

望むライフスタイルを確立するために
大切な点として、

場所や移動の自由がある事です。

起業すると「場所・移動の自由」が得られ、
好きな場所で働いたり、
移住や旅を楽しみながら仕事をすることが

可能になります。

これにより、

働き方の自由度が大幅に向上し、
生活の質が向上します。
以下に、その具体的なメリットを
詳しく解説します。

(1) 好きな場所で仕事ができる

起業すれば、
オフィスに通勤する必要がなくなり、

自分が快適に働ける場所を選べます。

自宅で働く → 通勤時間がゼロになり、朝のストレスがなくなる。
カフェやコワーキングスペース → 気分転換しながら仕事ができる。
田舎や地方でスローライフ → 都会の喧騒を離れ、自然の中で仕事ができる。
海外や旅先でリモートワーク → リゾート地やロングクルーズの船など、好きな場所で仕事をしながら過ごせる。

(2) 通勤が不要になり、時間を有効活用できる

会社員は1時間以上の通勤時間は珍しくありませんが、

起業するとこの時間を他のことに使えます。

朝の時間を有効活用 → 運動、読書、趣味の時間に充てられる。
満員電車や渋滞のストレスから解放 → 心身の負担が減り、健康的な生活ができる。

(3) 移動しながら仕事ができる

パソコンやスマホがあれば、

移動中や旅先でも仕事が可能です。

カフェやホテルで作業 → 出張や旅行中でも仕事ができる。
ワーケーション(Work + Vacation) → 海辺や山のリゾートで働きながらリラックスできる。

(4) 日本国内・海外での二拠点生活や移住が可能

起業すれば、働く場所を自由に決められるため、

こんなライフスタイルも可能になります。

都会と地方の二拠点生活 → ベースは地方に置いて、必要に応じて都会に滞在する。
海外移住・ノマド生活 → 東南アジアなど、物価の安い国に住みながら働く。
季節ごとに住む場所を変える → 冬は暖かい九州や沖縄、夏は北海道など、快適な環境を選べる。

(5) 人との出会いが増える

会社員だと社内や取引先など
決まった人としか関わらないケースがほとんどですが、

移動の自由があることで新しい出会いの機会が増えます。

コワーキングスペースで異業種の人とつながる
各地のイベントやセミナーに参加して輪が広がる
旅行先で偶然新しいビジネスパートナーと出会う

4.付き合う人の自由

起業すると、「付き合う人の自由」が得られ、

ストレスのない人間関係を構築できます。

苦手な人との関係に
悩まされることが少なくなり、

自分の価値観に合う人とだけ
付き合えるようになります。
以下に、その具体的なメリットを詳しく解説します。

(1-1) ストレスのない人間関係を構築できる

会社員時代は、上司・同僚・部下との関係に
気を使わなければなりませんが、
起業すれば「誰と付き合うか」を

自分で決められます。

苦手な人と無理に付き合う必要がなくなる
価値観の合う人とだけ関係を築ける
時に理不尽な人間関係のストレスから解放される

(1-2) 人間関係を広げるチャンスが増える

起業すると、業界や職種を超えて

さまざまな人と関わる機会が増えます。

異業種の人と交流できる → 新しい視点やアイデアを得られる
共通の価値観を持つ人とつながりやすい → 仕事に良い影響を期待できる
ビジネスパートナーや顧客を自由に選べる → 自分に合った関係を築ける

(1-3) 自分の価値観を大切にできる

会社員のときは会社の方針に従う必要がありますが、
起業すると自分の価値観に合った人とだけ

関わることができます。

「好きなこと」を仕事にできるため、同じ興味を持つ人とつながる
嫌な取引先やクライアントとは無理に付き合わなくていい
仕事の方向性を自分で決められる

一方で、起業では人間関係の選び方が
成功を左右します。

「関わるべきでない人」を見極め、
信頼できる仲間を大切にすることが重要です。

また、人脈を広げすぎず、
互いに尊敬できてメリットもある
関係を築くことも
成功のポイントです。

(2-1) 「付き合わない人」を明確にする

自由に付き合う人を選べる一方で、
「関わるべきではない人」を

見極めることも大切です。

ネガティブな人(批判的な話が多い)とは距離を取る
メリットばかり求める人(搾取が目的のテイカー)は避ける
自分の価値観と合わない人との付き合いを無理に続けない

(2-2) 人脈を広げすぎない

起業するとさまざまな人と出会いますが、

無理に付き合いを増やし過ぎないことが重要です。

本当に必要な人間関係を見極めて大切にする
多くの表面的な繋がりより、少数の信頼できる関係を築く

(2-3) 信頼できる仲間を作る

起業すると一人で仕事をする時間が増えるため、

信頼できる仲間や相談相手を持つことが重要です。

同じ目標を持つ仲間と定期的に交流する
起業家仲間、メンター、専門家(税理士・弁護士など)とのネットワークを作る
オンラインコミュニティをネットワーク構築に積極的に活用する

(2-4)  利害関係のバランスを考える

自由に人付き合いを選べるとはいえ、
ビジネスではある程度の

利害関係も発生します。

人脈をビジネスに活かす場合は、お互いにメリットがある関係を築く
友人とビジネスをするときは慎重に(お金のトラブルが発生しない様に)

(2-5) 「ギブの精神」を持つ

良い人間関係を築くには、
相手に対して何かを提供する意識

を持つことが重要です。

与えてもらうのではなく、常に相手に与える意識を持つ
相手の役に立つことを意識したネットワーク作りをする
自分の知識や経験をシェアしたり、必要な人を紹介する
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