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アイディアの創造は「掛け合わせ」にあり
自分を上手に活かして事業を創り上げる際に、
一番重要なプロセスとなるのが「掛け合わせ」です。
この記事では、
新しいアイディアがどの様に創生されていくのか
を詳しく見ていきます。
尚、こちらのサイトでは、
シニア起業の際に
自分を上手に活かせる事業の創り方として
「自分のリソース」と「未来のイメージ」を
掛け合わせる手法を解説しています。
この記事は、
この事業創生の手法をより深く理解する
意味合いも込めて書いております。
是非こちらもご一読ください。
自分のリソースと未来のイメージを掛け合わせる際に
「孵化」というプロセスが必要になります。
毛虫が蝶になる前のサナギの様な期間
と考えていただければと思います。
毛虫はこの期間の後、
元の姿とは全く異なる形に変容します。
サナギの期間、細胞のほとんどは
一度ドロドロに溶けて
再構築されるそうです。
それでも、変態の後の蝶の原型は毛虫なのです。
アイディアが創生される際にも、
同じ様なプロセスを辿るのです。
この「孵化」のプロセスで
潜在意識の力が大きく作用してくるのです。
アイディアの作り方に関する著名な書籍について
ところで、
『アイデアの作り方』(ジェームス W.ヤング)
という本をご存知でしょうか?
マーケティング関連の仕事をしている人には
よく知られている本です。
1960年代に出版されており、
このジャンルの本として
は古典と言えそうな書籍ですが、
いまだに読み継がれているのは
この本が重要な本質を突いているからでしょう。
本自体は100ページ程の極めて薄いもので、
内容も実にシンプルです。
「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせでしかない。」
という本質が丁寧に説明されています。
そして、新しいアイディアを獲得するためには、
次のステップが必要となってきます。
- 材料の収集
- 材料の消化
- 孵化
- 誕生
- 検証と発展
こちらのサイトで推奨している
事業の創り方に当てはめると、
上記のステップはこんな感じでしょうか。
- 人生の棚卸し & プロフェッショナルチェック & 価値観に気づくワーク
- 起業日誌 & 個別コーチング
- 日々の生活
- 事業アイディアとしての気づき
- 合っているかなチェック(学び段階 & お試し段階)
アイディアの創造法を事業創生に適用するには
当講座は、
『アイデアの作り方』で説いているステップを、
「シニアが自分を上手に活かせる事業を創り上げる」
といった観点から、
具体的な手法まで落とし込んでいる
と言えるかもしれません。
そして、
潜在意識の力を最大限に発揮できる仕掛けを、
あらゆる段階で散りばめているのです。
潜在意識が発揮される段階
事業を創り上げる際に、
潜在意識は上記5つの全ての段階で
あなたをアシストし続けてくれます。
1.のステップでは、
「自分の事業を創り上げる」
という思念を抱えた状態でワークを実施するので、
あなたが求めている情報を選別して届けてくれます。
RAS(網様体賦活系)が大きな役割を果たしてくれるのです。
RASとは
アイディアを創出するためにあなたをアシストしてくれる
脳の機能です。
以下に簡単に説明いたします。
RASについて
- 脳幹にある神経の集まり(RAS)には、目標達成に向けた自動操縦機能を発揮して、ゴールへ自然と導いてくれる機能がある
- 機能を発揮するためには、何を達成したいのか目標を明確に設定する(望む姿を脳内でイメージする)
- 達成したい目標が潜在意識に浸透していき、RASが必要な情報を常に選り分けて届けてくれる
- どうすれば目標を達成できるのかという手段や方法は、その答えをあるタイミングで教えてくれる
そして、
潜在意識の力が一番分かりやすく発揮されるのは、
3.の「孵化」「日々の生活」から
4.「誕生」「事業アイディアとしての気づき」
にかけてのステップです。
「日々の生活」ってどういう事だろう?と思った方、
いらっしゃいますよね!
敢えてこの様に書いていますが、
日々の生活を続けていく上での
ふとしたタイミングとも言い換えられます。
例えば歯磨きをしている、
掃除機をかけている、
ソファで音楽を聴きながらくつろいでいる、
こういった時です。
こういったタイミングで突然、
4.「誕生」「事業アイディアとしての気づき」
が訪れてくるのです。
サナギの段階で
細胞のほとんどが一度ドロドロに溶けて再構築される
と先ほど書きましたが、
これと同じことがあなたの頭の中で起こっているのです。
そしてこれは
意識して起こせるものではなく、
気がつかない間に
潜在意識が勝手に起こしているのです。
自分のリソースと未来のイメージの掛け合わせ
この講座で材料として収集し
消化させているのは以下の要素です。
<自分のリソース>
- 人生の棚卸し
- プロフェッショナルチェック
- 価値観に気づくワーク
<未来のイメージ>
- 事業に必要なスキルを学ぶ
- 報酬を得る仕事として事業を試しに実践する
これらを経験していく中で得られるあらゆる要素が、
一度ドロドロに溶けて再構築され、
掛け合わされて新しい組み合わせとして
「気づき」として訪れてくるのです。